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「お、お代は結構です💦」
怯える男。一が2本の刀と土方の刀、睨みが効いたのだろう。
一「行くぞ。」
そう言って桜華と月夜を連れて離れた一。土方も鉄之助とすぐさま追いかけるように向かうが、山崎は礼してから向かった。
桜華「お祭りって楽しいですね。」
キツネのお面を持って言う桜華。月夜は金平糖を食べている。
一「…夜には花火が上がる。来年は一緒に見よう。」
来年も桜華と祭りに来たいという一の望み。
桜華「花火?花火って何ですか?」
知らない事が多い事を思い知る桜華。以前は記憶を無くして分からなかったが、今は記憶があるにも関わらず分からないのだ。
一「空に光る花だ。色とりどりで綺麗だ。」
この説明では伝わるモノが少ない。だが、こう言う言い方のほかが見つからなかった。
月夜「月夜、め~好き!」
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