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桜華「月夜、この人は“土方”って言うんだよ。“土方副長”って呼んであげて。」
さすがにマズいと思った桜華は訂正させる。月夜は首を傾げるが頷いた。
月夜「土方副長、好き~🎵」
これには満足したのか土方も月夜の頭を撫でた。
鉄之助は月夜の金魚持ちだ。
桜華「…時間、ですね…。」
残念そうに言った桜華。左側の屋根には忍が立って桜華に頭を下げた。
山崎「早いなぁ。」
残念そうだが山崎達も屯所へ戻る。鉄之助は人混みに金魚を落としそうになるが、ギリギリの所で持ち直して追いかけた。
桜華「辻風。」
祭りの通りから離れ新撰組屯所が見えてきた頃、桜華は名前を呼んだ。
辻風「此処に。」
すぐさま桜華の近くに降り立った辻風。土方達は慣れたのかあまり驚かなくなった。
桜華「用意は出来てますね?」
辻風「抜かりなく。」
土方達は桜華達の会話に疑問を抱くが、今は口を話さない。
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