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土方「こりゃあ、贅沢だな。」
着いたのはこの辺りでも高価で有名な宿屋。
辻風「私達は警護ですので部屋では壱琉様方でお使い下さい。」
そう言って荷物を部屋に置いた辻風。部屋は20畳はありそうな広々とした部屋。
―リン
辻風「壱琉様、何かありましたらお呼び下さい。
着替え等もやることが式たりですので。」
髪紐を取った桜華。
辻風「はぁ…、着替えを。」
『御意。』
いきなり現れた女忍に着物を脱がされる桜華。いきなりの事に土方、一、左之助、鉄之助は顔を赤くして背を向ける。
辻風「お前達…少しは考えろ。」
そう言う辻風も背を向けている。
月夜「母さま、白い~。」
背後から聞こえた月夜の声に反応する面々。
桜華「んッ、そんな所触らないで…。」
『(何処を触ってるんだ!?)』
桜華の色っぽい声に気になる面々。実際のところは桜華の腹にある傷を撫でただけだ。
その事を知らない面々は…。
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