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左之助「アレか?胸とかか?」ボソッ
土方「月夜の背丈を考えろ、それはない。」ボソッ
鉄之助「太ももとかですか?」ボソッ
一「いや…、桜華は太ももより腹部にある傷に弱い。」ボソッ
左之助「何でそんな事しってんだよ!?」ボソッ
鉄之助「駄目ですよ!桜華さんは俺が幸せにするんですから!」ボソッ
土方「って、餓鬼も桜華に惚れてるのかよ!」ボソッ
一「以前、副長と桜華の看病をした時に知った。」ボソッ
鉄之助「良かった…。」ボソッ
左之助「良くねぇ!何でだよ!ズリィよな、鉄之助。」ボソッ
鉄之助「俺、桜華さんと風呂入った事あります。」ボソッ
土方「同じ布団だしな。今は月夜が間に居るらしいけどな。」ボソッ
一「副長も俺も桜華の申し出で同じ布団で寝たことがある。左之助…お前だけだ。」ボソッ
桜華「皆さん、着替えが終わりましたから普通にして大丈夫ですよ?」
背から聞こえた声にホッとして振り返った。
そこには何時もと同じような寝間着に着替えた桜華と、その後ろに膝を着いて忍装束の辻風だけがいる。
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