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―バタバタバタ
―スパン
―ドサッ
華桜を押し飛ばした総司。
華桜「何をする!」
総司「着替えて下さい!」
タンスから袴を渡した総司。
華桜「男なんだから気にするな。」
桜華は女…。俺は男…。
どちら側でもない、中立の存在。『化け物』俺達に相応しい言葉。
総司「サラシも切れちゃたんですか!?
今、買ってきますから、部屋から出ないで下さい!」
必死になって言う総司。
桜華さんは私の物。
桜華さんの全ては私の物。
恐ろしいまでの執着心と束縛。
華桜「出たら?」
面白がって聞く華桜。
初めて見る綺麗な笑顔で総司は華桜を見た。
総司「手足縛って監禁します。
その後、躾をします。」
華桜「…待ってる。」
笑顔で言う事じゃねぇ!
しかも、マジな目で!絶対やる、やりたいって目だよ!
土方にタメを使っていた華桜だが、総司はヤバいと思わせた。
総司「帰りに何か買ってきますよ。」
そう言って出て行った総司。
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