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近藤「トシ。」
優しい近藤は殺すのに抵抗があるのだ。
決定には近藤、土方、山南が必要だが山南に至っては2人の決定に従うのだ。
刀を取り上げればどんな人間なのか分かる。
彼らはお金が無く、志もない。
長州とは違う普通の人間。
土方「…もし、コイツらが“今”全員死んだとしたら。
…どうなる?」
つまり、『殺したら支障は出るのか』と聞いた。
桜華「死んでも変わりません。
ただ…、私が町で化け物と呼ばれるだけです。」
私が浪士達の命を食ったと噂されていた。
山崎「だったら~、軟禁すれば~?
雑用するんでしょ~?
みんなが信用するまで軟禁しようよ~。ヤバいのいたら殺せば良いし~。」
山崎の提案に浪士は目を輝かせた。
生きたい。目で訴えている。
桜華「金銭面は私が何とかしますよ。
妙薬として売れば良いんです。」
土方「…分かったよ。
お前ら!今日から零番隊見習い隊士として雑用、稽古に励め!
家族のいる奴は選べ。家族の元に行くなら二度と刀を握るな!」
威圧、威厳のある低い声で言った土方。
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