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外に出ると空気が清々しい。 山南「ん~、凄い事になったね。 土方君。桜華君を零番隊隊長にしたらどうかな?」 浪士達は全員が見習いとして働く事を誓ったので、近藤が自ら指導しに連れて行った。 土方「…まだ、早いだろう。」 いつか…。お前を隊長にする。 山崎「土方さん~。今度の潜入捜査の事なんだけど~。 桜華ちゃん連れて行って良い?魁に頼もうと思ってたんだけど~ね?」 魁と行くより、桜華と行きたいし~。 土方「許可出来ねぇ。髪が目立つ。」 山崎「大丈夫~。桜華ちゃんも“新選組に役立つ仕事”したいもんね~。」 部分的に強調して言った山崎。相当桜華と行きたいらしい。 桜華「したいです。」 目を輝かせて言った桜華。土方は溜め息をついて自分の髪をクシャクシャにする。 土方「考えさせろ。山南、行くんだろ? 早くしねぇと日が暮れるぞ。」 日はちょうど真上から少し傾いていた。
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