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山南「桜華君、君は優しいね。」
桜華「…新撰組の皆さんに優しくしてもらったからです。」
照れるように言った桜華。
花里「私の部屋で待ちましょう。」
山南と桜華は花里の部屋に入った。
いい香り…。
ワクワクした目で部屋を見ます桜華。
花里「山南さん。
桜華さんが来てから新撰組が華やかになったでしょ?」
山南「とってもね。隊士達も一段と稽古や見回りに励んでいるよ。」
2人はそんな会話に気付かず目を輝かせている桜華を見て微笑んだ。
―バタバタバタバタ
薫「み、皆さん。お待たせしました。」
お盆には4つのお茶とお団子が乗っていた。
山南「わざわざ買ってきたんだね。
ありがとう。」
お茶を渡された山南はお団子に手を伸ばして言った。
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