ひかゆり

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       流れる汗のせいで髪が  顔に張り付く…。  光の首から下がる  ネックレスが、動く度に  僕の鎖骨にあたって痛い…  僕が手を伸ばせば、  届く距離に光は居るのに…  掴め無い。  「光っ」  僕を激しく求める光が今にも  腕から零れ落ちそうで怖い。  「光っ…」  なんで応えてくれないの?  声、聞かせて?  キスしてよ。  僕を感じて…………  「侑李?どうした?」 .
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