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「大体なんで山崎さんは……」
"山崎さん"
そう言った瞬間山崎がニヤリと笑った。
「あかんやろ恋歌。"山崎さん"やなくて…"烝"って言えって言うたやろ?」
山崎の言葉を聞き恋歌は顔が紅くなった。
「ぃ…いきなりなんてやっぱり無理だよ///」
恋歌の言葉も聞かず山崎は恋歌の髪にキスする。
「悪い子には…お仕置きやで?」
カァァ////
髪から山崎の体温が伝わってくる。
2人がジッと見つめあっていると…
「んンッ!!」
誰かが咳払いした。
恋歌はハッとして咳払いした人物の方を見た。
そこには優しげにニコニコして2人の様子を見ている山南と、呆れて溜め息をついてる斎藤の姿があった。
「…山崎、和月…今は山南さんに学問を教えて貰っているのだ…。…その様な事は時と場所を考えてやれ」
斎藤がそう言うと恋歌は直ぐに「スイマセン///;;」と言った。
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