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「あああぁぁあー!!!」
私は叫びながら男を指差した
忘れもしないこの変人!!私をここに連れてきた変態コスプレイヤーだ。
男の方まで少し早足で歩いて行き胸ぐらを掴む。
「ちょっとコス男!!何処なんだよココは!!私を誘拐して何する気?!?早く家に帰せぇ!!」
私はそう言いながらすごい勢いで男を揺さぶってみた。
「ちょっ…やめ‥てく…!」
男は真面目に吐きそうな顔だがそんなのお構い無しに揺らす。
「止めて欲しかったらとっとと帰しやがれえェェェ!!!…うわっ?!」
…私…浮いてる?!
身体がいきなり宙に浮いた。
「和月さん、少しやり過ぎですよ~……ボソッ本当はもっとやって頂いても構わないんですがね」
……沖田さん?
今最後なんかヒドイ事聴こえた気がしたんですが…
「ハハ..」
どう答えていいか解らず愛想笑いしていると
「おい・・」
…と言う殺気の含まれた声が聞こえた。
どうやら話に入って来たのは怖そうなイケメンらしい。
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