第十四章*学問と仕事

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『恋歌、お前山南さん達に学問を教えてもらえ』 ─恋歌の悪夢の一週間は土方のこの言葉から始まった…。 ──────── ───── 「阿呆!!さっき言うたばかりやろ!!襖を開ける時はこうや!!」 山崎に怒鳴られ恋歌は半泣きになりながら「わかんないよ~!!」と言った。 土方のあの言葉から5日目… 恋歌は毎日言葉使いの練習やミミズ文字の練習、歴史の勉強等をしていた。 何故恋歌がそんな事になったのか… それは一つの仕事をこなす為だった。 仕事内容は"ターゲットの男を虜にして殺す"という内容だった。 そしてその男の好みが"歴史好きの大和撫子"… …しかも手が早い厄介なヤツらしく、もしも何かされては男の山崎ではバレてしまうので無理な仕事らしい。 恋歌はハァ…と長い溜め息をついた。
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