第二章*幕末を生きた男達

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沖「でも…不思議ですねぇ!!和月さんはなんで違う時代に来てしまったんでしょうね?」 恋歌はそっと目をつむった。 …それは私が一番聞きたいですよ。沖田さん。 近「そういえば和月くんはこれからどうするんだい?」 近藤からの質問に恋歌は微笑んだ。 恋「もちろん早く帰れるように方法を探すだけですよ」 そう言うと近藤は首を横に振った。 近「そうじゃなくて…その間どこに泊まったりするんだ?」 その質問に恋歌は微笑んだまま固まる。 近藤は「やっぱり…」と言いながら苦笑いした。 近「…和月くんは家事は出来るかい?」 近藤からの質問に今度は恋歌が苦笑いする。 恋「…死なない程度には出来ますけど」 (((…出来ないんだな。))) 沖「じゃあ剣術は出来ますか?!」 沖田がニコニコしながら聞いて来た。
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