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平凡
太陽が昇っては沈んで
月が出ては消えて
いつもの毎日がゆっくりと回る
何も変わらない
何一つ変わらない
そう感じるだけで救いだった
幸せだった
けど実際は麻痺してるだけで
認めたくないだけで
回ってなんかいない
それでも認めたくはないから
気づかないフリしてみんなで役者になっている
ホントはみんな知っている
変わらないモノなんて何もないんだって
みんな立ち止まって手を繋いでるだけで
誰かが手をはなそうとするけどそんなことは許されないんだ
その誰かは明日になるといなくなって
またいつもの1日が始まる
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