平凡

1/8
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

平凡

太陽が昇っては沈んで 月が出ては消えて いつもの毎日がゆっくりと回る 何も変わらない 何一つ変わらない そう感じるだけで救いだった 幸せだった けど実際は麻痺してるだけで 認めたくないだけで 回ってなんかいない それでも認めたくはないから 気づかないフリしてみんなで役者になっている ホントはみんな知っている 変わらないモノなんて何もないんだって みんな立ち止まって手を繋いでるだけで 誰かが手をはなそうとするけどそんなことは許されないんだ その誰かは明日になるといなくなって またいつもの1日が始まる
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!