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コピーだから普通の消しゴムじゃ消えないって、認識はしてるみたいだけど・・・
第二原図は、専用の修正液で字や線の部分を溶かし、ティッシュなどで拭取るか、専用の消しゴムで消すんです。
専用の消しゴムを使う場合は、パワーが必要なので「電動消しゴム」を使っていました。
ペン型ボディーの先に細い消しゴムを着け、その消しゴムが高速で回転するやつです。
(みんな「電ケシ」と読んでいましたが・・・何か?)
彼の発言に対して・・・視点が違うよ・・・と思っていると
彼は・・・
「なかなか乾かなくて面倒くさいね。それに、ホワイトの所だけ、後から描いた線が薄くなるから難しいな」
ちらっと横を見ると、宮崎くんの前に座っている、3年先輩のマミさんが、向こうを向いたまま肩を震わせています。
どうやら笑いをこらえている様子。
首筋が真っ赤です。
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