好きでした、好きでした

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君に対する、私の一方通行なこの想いは凄く甘酸っぱくて、でもほろ苦くて・・・ 『恋』って良いなぁ。って思わせてくれた。 9年間続いたこの『恋』はとても永く感じられたけど、それと同時に刹那にも感じられたんだ。 もどかしく辛い想いも沢山したけど、その反面毎日が凄く楽しかったよ。 でも最近、新たな転機が訪れた。 それは誰でも一度は必ず経験するモノ――― 【受検】 進路が違えて、勉強で忙しくなり話すことも少なくなった。 話せないことが悲しくて、胸が張り裂ける様な想いもしたけれど、顔が見れる。ただソレだけで幸せだった。 だけど、もうお終いにしようか。 私の『恋』の想いは、時の流れに塞き止められて狭間に流されて見失ってしまったの。 永い永いこの『恋』は、之からもずっと続くものだと思ってた。 思っていたかったよ。 薄情者じゃ、ないよね?違うよね? 今では"好き"の言葉の意味変わってしまった。 けど、"好きです、好きです" これは君に対する新しい感情。 本当に、今までありがと。 前までの感情とは別れを告げて・・・ さよなら。 "好きでした、好きでした" END
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