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いわば、時間を売るのが『時間屋』と言っても過言ではない。
ここでは数多くの時間を取り扱っているのだから。
私は人々に夢を与え、そして反対に悪夢までも見せてしまう。
この対立の繋がりは絶つことなんてできなくて、いつも悩みの種になる。
あぁ、人間たちはいつになったら気付くのだろう…時間に抗うことが、どれほど愚かな行為なのかということを。
きっと、どの時代でも、この答えは見つからない気がする。
だって、そうでしょう?
だからこそ、いまの私に存在意義が生まれている。
存在意義があるからこそ、私は生きていることができる。
…私こそが、本当に愚かな生き物なのかもしれないわね。
ほら、そうしている間に、またお客様がやってきた。
アナタは…何を望むのですか?
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