No.3 それぞれの役割

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パァァァァ!! 3人がエンブレムに触れると、突然エンブレムが輝きだした 淡く優しい白い光に包まれていく そして、光を纏ったエンブレムはそれぞれ手に吸い込まれていった ほんの1、2秒のことだった 「……………」 3人はエンブレムに触れた手をぽかんと口を開けたまま見つめた そして3人で顔を見合わせると、ティナが言った 「なんだかあったかい…」 その言葉に、他の2人も頷く 「なんか、不思議な感じだな」 ノクトが言った するとライトも言う 「ああ。力がみなぎってくるみたいな…」 ノクトとティナが頷いたきり、場を沈黙が包み込んだ それぞれに感慨深いものを感じているのだろう やがて、受付の人が言った 「あの…大丈夫ですか?」
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