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「1人の方が動きやすい!?だったらなんだ!オレ達は足手まといだっていうのか!?さっきだぞ!!新しい力を手に入れたのはさっきだ!その直後に足手まといだなんて言われて…!!」
ライトが言葉を切った
「ライト、落ち着け」
「無理だ!!だいたい、せっかく喜んでたところにお前は何を言ってんだよ!?一気に冷めたじゃねーか!!それに「ライト!!」
ノクトが叫んだ
突然のことに驚き、ライトの言葉が途切れる
が、すぐに反抗的な目をノクトに向けた
ノクトは静かに言う
「落ち着け。周りに迷惑だ」
「……っ!……悪かった」
ライトは悔しそうに俯くと、言った
するとノクトは決意を秘めた力強い目でライトを見る
「俺はお前達を足手まといだと思ったことは1度もない」
「だったらなんで1人なんだよ」
ライトが怒ったような表情を変えずに言った
「ライト。お前にはお前の理想があるだろう?…俺の目指す理想には危険が多すぎる。そんなものにお前達を巻き込みたくない。頼む、分かってくれ……」
ノクトは2人に頭を下げた
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