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次の日の朝
3人は準備を済ませ、セレットの町の入口まで来ていた
まだ朝早いため、町は静かな雰囲気に包まれている
太陽は東の方の山に隠れていた
3人の中で最も背の高いノクトは、いつものレザーアーマーの上から布のマントを羽織っている
剣は腰に差していた
ライトは半袖シャツに半ズボン
ズボンにはたくさんのホルダーがついていて、背中に剣を背負っている
ティナはゆったりした白いローブだ
入口に来て、少しの間見つめ会う3人
ノクトが口を開こうとしたとき、町の方から見覚えのある人が走ってきた
「ちょっとちょっとー!!こんなに朝早くに出るなんて!!」
走ってきたのはリラだ
3人の視線はリラに集まる
「まだ協会のことは何も話してないでしょ?急いでるならここで話すから、ちょっと聞いてね」
「分かりました」
3人はリラと向き合った
リラが手短に話す
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