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ガルはティナを家に連れて来ていた
「適当にその辺に座りな。飲み物はコーヒーでいいか?」
ティナはとりあえずソファに腰を下ろすと、ガルの問いに答える
「あ、はい、お願いします」
やがてガルは2杯のコーヒーを持って来ると、それをソファの前のテーブルに置いた
そして、テーブルを挟んでティナの向かい側にあるソファに座った
「話はなかなか長くなる。まあくつろぎながら聞くといい」
ティナは頷いた
「ありがとうございます」
ガルはそれ以上無駄な話をするつもりはないらしく、すぐに本題に入った
「さて、本来なら不用意にはしゃべらないんだが…あんたのその目には確かに覚悟がうかがえる。あの小僧のためにも…よく聞いていてくれ」
ガルは最後の言葉を言うとき、微かに表情を曇らせた
それを見たティナは、この人は間違いなくライトの味方だと改めて確信した
「はい。お願いします」
ティナが真剣にガルを見る
それを確認して、ガルは話を始めた
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