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その少年、ライトが次に目覚めたのは、ある屋敷の中だった
そこに、ひとりの男がやってくる
この男がガルであった
「やっと目覚めたな。カイが引き取りに来る前でよかった」
ライトはその男を見たとき、まず怯えた
だが、その男が茶髪であるのを見て少し落ち着く
そしてライトは何かを思いだそうと考えた
何か悲しいことがあったような気がする
そう思った途端、ライトの頭にフラッシュバックする恐怖の光景
そして襲ってくる頭痛
あまりの頭痛にライトは頭を抱えた
「………ぅ………ぁっ…」
男は落ち着いた声で言う
「そうとうひどい目にあったんだな…。おい、小僧。名前は?」
ライトは頭を抱え込んだまま、なんとか言葉を発した
「……ラ…イ……ト……ぅっ…」
「ライトか。少し待ってな。すぐにお前の新しい仲間が来る」
と、そのときだれかがこちらへやってきた
「おいガル!その子か!?」
この時現れたのが、カイだった
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