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『すっごい話しやすい人よ!
全然怖がらなくて大丈夫やから!』
しつこいくらいにﾅﾅは言う。
でもぁたしのｲﾒｰｼﾞじゃぁ…
やっぱ、
ヤのつく人…
…んー…
ﾓﾔﾓﾔしながらﾄﾞｱを開けると、
店長のものらしき靴と、女の子の靴が散らばっていた。
---いっぱい人いんの!!!？
なんてﾋﾞﾋﾞったのも束の間、
『おお～…。
どうぞどうぞ入って!
適当に座ってな。』
明るい声と共に、40代と思われる男性が出てきた。
どうやら部屋には、この人しかいないみたい…。
…
『…ね、…ただのｵﾓﾛいｵｯｻﾝやろ…(笑)』
ﾅﾅがこっそり耳打ちしたけど、
自称色んな男を見てきたぁたしが思うに…
…
キレたら怖い人…。
ﾍﾗﾍﾗはしてるけど、やっぱそれなりの雰囲気というものを背負ってるというか、かもし出してるというか…、
ようするに、
ただのｵﾓﾛいｵｯｻﾝではない気がした。
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