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「……あたしが今
どんだけ悩み苦しんでるか
分かってるんか!!!!!」
「いや、ごめん
今 末本に敷かれてる鞄の
苦しみしか分かんない」
プッチーーーン
「さあて 海田くんは
どこに埋めて欲しいのかな?
山かな?それとも
この公園かな?」
「末本さん 落ち着こうよ~
あはは、あは…」
晃の額には大粒の汗。
「だまらっしゃーい!!!!」
由宇はどこからともなく
拾ってきた木刀を
晃の額へ振り下ろした。
「なにしてんの、由宇」
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