cat。3

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『んにゃー』 『にゃー』 『にー』 ご飯食べて回復したんか三匹でじゃれとる子猫達。 「癒されますねー」 「癒されるなー」 んで、それみて癒されるオッサンら。 マル、目下がりすぎやで(笑) 「ね!横山くん?」 「あ?」 「この三匹飼ってもいいんやよね?」 「今更聞くか?」 「だって村上くん・・・」 「あいつやってそこまで鬼やないやろ」 「うん・・・」 『にゃー?』 「ん?」 大倉と話しとったら目の前で白い子猫が俺を見上げとった。 「どないしたん?」 話し掛けながら頭を撫でてやる。 『んにゃー』スリスリ どうやらこの子猫は人懐っこいみたいや。 撫でいた手に擦り寄ってくる。 「お前はなつっこいな」 『にーにー』 「ん?」 『んにー』 「なんや、お礼でも言ってんのか?」 『にゃっ!』 「ほーか。どーいたしまして」 「横山くんすごいな。子猫と会話しとる」 会話?なんか? よーわからん。 「なーお二人さん。」 「どしたん?マルちゃん」 「三匹の名前決めましょうよ」 「そやな、いつまでも色で呼ぶわけにはいかんやろし」 「なんて付けようか?」 「うーん・・・」
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