01.校舎の窓ガラス

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「ゆ、柚月くん…は何してるの?」 「飼育当番なの。先生に言われたから来たけど、鶏なんてどこにも居ないんだよね~」 会話が続いた! ただそれだけのことなのに、 嬉しくてしょうがなかった。 「鶏…ならここじゃなくて、北校舎の裏だよ」 柚月くんは少し首をひねって、 少しだけ照れてるようだった。 「じゃあ行ってくるね~」 柚月くんは何だか幸せそうに、 駆けていった。 ふと目を向けると、 花壇のチューリップがいつもより赤く見えた。 (執筆途中です)
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