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「ゆ、柚月くん…は何してるの?」
「飼育当番なの。先生に言われたから来たけど、鶏なんてどこにも居ないんだよね~」
会話が続いた!
ただそれだけのことなのに、
嬉しくてしょうがなかった。
「鶏…ならここじゃなくて、北校舎の裏だよ」
柚月くんは少し首をひねって、
少しだけ照れてるようだった。
「じゃあ行ってくるね~」
柚月くんは何だか幸せそうに、
駆けていった。
ふと目を向けると、
花壇のチューリップがいつもより赤く見えた。
(執筆途中です)
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