**Ⅲ**

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----- 私と藤原さんの奇妙な暮らしが始まった。 まず、ジャージを着ていた私は着物に着替えさせられた。 普段着なれない物だけど、ちょっと嬉しい。 赤やピンク色の色に綺麗な模様も描いてあり、思わずニヤニヤとにやけてしまう。 そして、髪の毛。 やっぱり源氏物語の絵巻に出て来るような髪型に・・・・・されませんでした!(笑) 拒否しました!自分にはあの髪型似合わないし、このボブヘアーも気にいってるしね。 今、藤原さんは御所に仕事にいってるらしい・・・ なんか、寂しいな・・・ 一人ぼっちって。 一応、下働きの人はいるけれど、一人で部屋にこもっているように言われてるしね。 あんまり暇で、寝てしまいそう。 あーあ、眠い。 ウトウトと眠りに入りそうな時、私の部屋に向かってくる足音が聞こえてきた。
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