2、敵は教室に有

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きっちりと分けて編んだ三つ編みと、優等生っぽい眼鏡をかけた委員長、四宮桐子が目の前にいた。 ちょっと困ったように微笑んで、「あの…」と言いにくそうに右の方を目で示した。 「わっ!ごめん」 情けないことに、俺の前髪を触った彼女の右手を掴んだままだったのだ。 俺って、もう訳わかんない。
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