高校…(逃げたい一心)

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高校… 私は虐めて来た 奴らから逃げたい一心で… 知り合いの誰も居ない… 男子の居ない… 離れた場所に有る女子高を選んだ。 私は正解だった… 初めて 心から笑える友人が出来た… 初めて… 一緒に泣ける友人が出来た… だけど…やっぱり… 私は…嫌われるのが いつも…いつも… 凄く怖かった…。 いつも…友達の様子を伺い… 友達の言葉に敏感になり… 嫌われたら…どうしよう…って… いつも、どこかで気にしてた…。 でもね…私の学校生活の中では 1番高校が…楽しかった。 記憶はほとんど無いけど… 一緒にプリクラ撮ったりクレープ食べたり… 楽しかったなぁ… ただ… 学校から帰れば… 母親のスナック… 高校に入学してからは 週6で仕事してた… 母親のスナックに行きたく無くて… 行けない理由が欲しくてバイトを掛け持ちしてた… 早朝のコンビニのバイト 学校終わってからのファミレスのバイト 夜は母親の店… 体より心がボロボロだった… 辛ければ辛い程… 笑顔になれる様になって… 辛い事さえ感じなくなって… 私なんて、どうでも良くなって… 私は数名のお客さんと寝る様になった…。 その瞬間だけでも…私を大切にしてくれて…私を必要としてくれて… 私の逃げ場を作ってくれてたから… 母親から逃げたくて家出した時も… お客さんの所に泊まってた… また違う時の家出は違うお客さんに泊めて貰った… 私の心の逃げ場だった… 本当に、その時は救われてた…。
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