腐敗人種type-A

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「ん……ここは?」 雪也が目を覚ますと、見たこともない薄暗い場所。 「ガッコの地下?」 辺りを見回せば、クラスメイト達。 何人かは泣き、何人かは興奮、話し合ったり未だ寝ている者も。 「雪也も起きたか」 「翼……これはどういうことだ?」 雪也は翼に詰め寄る。 2人は、自分達のものさしで会話を進めた。 常識は通用しない。 これは最早常識。 「ヒカリンと俊正も起きてる。後、あのオカルティ東野が若干キてる。さっきらずっとニヤニヤしてやがる」 「そうか……まるで漫画だな……」 トンネルのような造りになっていて、とても声が響いた。
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