出会い~彼と私の始まり~

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「いらっしゃいませ…Σ」 何時ものようにお客さんを出迎えようとした時……入ってきた人を見た瞬間に私にはわかった (えっΣ! ニィ君!? 約束の時間よりかなり早いよΣ) 3時の約束だったが彼が来たのはちょうど忙しいお昼時を少し過ぎた頃……2時ちょっとぐらいだった 「じゅっ…樹理(じゅり)ちゃんΣお願いだからさっききたお客さんには樹理ちゃんがお冷や出して//// 」 「あっもしかしてさっきの人が例の彼?」 「うっうん多分そう////」 バイト仲間の親友に頼み私はテーブルの片付けに向かった なんで自分でいかなかったと言うとはっきりいって恥ずかしかったからだ 片付けをしている最中も少し視線が気になりチラッと後ろを見ると例のお客さんが私を見ていた (あわわっ//// なんでこんなに早いのさぁっ////) 緊張するあまり片付け中ミスをしては顔を赤くするような始末で…… 「すいませ~ん」 「はいっ、なんでしょうか?」 「冷やし狐のソバお願いします」 「はい、かしこまりました」 樹理ちゃんが注文を受けたのを聞きながら私は確信した (やっぱりニィ君だぁΣ/////) なんで確信したのかは以前通信でバイト先のおそばが美味しくってこの時期(6月)は冷やし狐がおすすめと私が言っていたからだ 多分彼はそれを覚えていてくれたのだとおもう
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