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私が彼……恭祐と出会ったのは私が19の誕生日を向かえる前日だった
ガタンッゴトンッガタンッゴトンッ……
電車に揺られ携帯電話でゲームをして時間を潰していた。
当時私はまだ学生で通学には電車と自転車を使っていた。
【次はぁ○○~○○~】
到着のアナウンスをBGMに私がいったんゲームを中断しようとしたが…
『んっ?……通信が来てる…』
私がやっていたゲームと言うのは架空世界に自分の分身となるキャラを作り育てる、と言うRPG系のゲームだった
ゲーム内では仲間を集めてチームを作ったり、さらにはキャラ同士で結婚までできるというちょっと変わったもので…
話はそれたがチームから通信があってそれを読んでみると…
『新しくチームに入りました
よろしくお願いしますね』
と言うなんら変わりのないものだった
いつものように私は通信に対して連絡を返した
『こんにちは♪これからよろしくお願いしますね?私の事はアスカって呼んでください』
そう通信を相手に返して私は電車を降り家路を急いだ…
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