シー〇ル攻略戦線

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薄い壁の向こうから2人の声が聞こえる。 ウエキ 「コレじゃね?」 アビコ 「いやいや、こっちでしょ!」 さっさと買えばよかったのだが、新作は3種類出ていたらしい。 1人1つの所持金で、3つはさすがに無理だった。 コルト 「馬鹿だな…。」 すると携帯が鳴った。 ナマイ 『ブラヴォーよりコンボイへ。アルファーが敵を発見。臨避体制に移行せよ。』 コルト 『コンボイ了解。』 携帯を切ると、上木に電話した。 コルト 『コンボイよりアタッカー1へ。敵補則。臨避体制へ移行せよ。』 それだけ聞くと、先に上木が電話を切った。 壁の向こうでは少しあわただしい。 また携帯が鳴った。 ナマイ 『ブラヴォーからコンボイへ。敵、エリアに侵入。…っ!GTです!!』 コルト 『了解。近づけさせるな。』 ナマイ 『ラジャー。』 GとはガールのGであり、Tは同じ学校という意味である。
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