約束

3/13
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
蝉も鳴き、祭りや花火 町は夏一色となった真夏の日。 私と君は浴衣を着て 周りを気にしながら 少し照れながら君はそっと 手を繋いでくれた そんな些細なことが私にとって今までになく 恥ずかしくて照れた夏。 私にはいわゆる彼氏 ってやつができたことがない。 好きなひとならいっぱいできた。 けど、すぐに諦めてずっと告白なんてしてこなかった。 でも、君は諦められなくて 勇気をだして振られるのを覚悟して、私の気持ちを伝えた。 君は私にとって 初めての彼氏となり 大切なひとになった。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!