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デートってやつは君と
今までしてきたけど、夏のデートは
どこか初めてだからか恥ずかしかった。
河川敷に広がる出店の数々。
私たちは歩き回りながら見ていった。
いっぱい食べたり遊んだりして
疲れた、と思うと
君は繋いだ手を引っ張り
なに?と焦りながら思っていると
人気のないところに私を連れ
私を小さなベンチへ座らせた。
私の気持ちがわかってくれた
とかまた些細なことが嬉しかった。
でも、君はキスとか
そんなことはせずに
ずっとそわそわしながら空を見上げていた。
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