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顔を赤くしながら君は言った。
それを聞いた私は
あぁ「いつか」なんだ、
と少し笑いながら照れて
約束を交わし笑顔になり
え?とか
花火で聞こえなかったふりをすると
君は照れながら私からまた目を反らした。
しばらくすると花火は終わり
君は夜遅いから、と
私を家の前まで送ってくれた。
ありがとう、またね
笑顔で言い、家に帰ろうとした私に
君はそっと目を瞑りながらキスをして
照れながら背中を見せ、じゃあな
と急いで帰っていった。
私は恥ずかしく、嬉しく
君の照れた顔を思い出しては
私も照れてしまった。
明日も明後日も
これからも、こんな些細な幸せがあったらいいな
と思いつつ、私は深い眠りについた。
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