魔術師として

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……次の日…… 学校での莢華は、昨日の事などまるでなかったかのように女友達と喋っていた。 (こっちは気になってしょーがないってのに…) 一方、流河は決して答えの見つかる事のない考え事を頭の中でループ再生中。 そんなこんなで4時限目が終わり、昼休み… 流河は半分ヤケになって莢華に尋ねてみる事にした。 「なぁ、咲野❗ 昨日のあれ…」 「うわぁぁ、もう昼休みだ‼ 今日は焼きそばパン残ってるかな⁉ ねぇ流河君、行ってみよ❗」 途中まで言ったが莢華に遮られてしまった。 そのまま引きずられる様な格好で、有無を言わさず売店ではなく、屋上へと連れていかれた…
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