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~ 帰り道 ~
河原
陽気に口笛を吹きながら帰っていると
「ねぇ、キミ。魔法に興味はありませんか?」
(何だこの変なおっさんわ。いきなり俺の前に現れて何言ってんだ……魔法?……何だか興味ある……)
「ま、まぁ……ありますが」
「なら、キミ魔法使いになりませんか?」
変なおっさんは七志の肩を掴む
「え?」
七志はキョトンとする
『何故かキミを見たとたんキミをうちの学園に是非入ってもらいたいと思ったんだ。」
「ちょっと待ってください……魔法学園?まずそんなものがこの世界にあるんですか?」
「この世界にはないよ。」
あっさり予想外なことを言われる
「じゃ、じゃあどこにあるんですか?」
「魔界ベルスタニア」
「まかい?べるすたにあ?」
(なにそれって感じなんですけど……)
「そうだよ!!まぁ、簡単に言えば魔法使いや悪魔が居る異世界だよ!!」
なぜかおっさんは目をキラキラしている
「へ、へぇ~……え!?魔法使い!?悪魔!?」
「えぇ」
「ちょっと待ってください……整理しますから……」
七志は頭がこんがらがり鬱になっていた
座り込み、整理し始める。
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