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「わおっ,結構広いな」
「そうか?」
「アタシの部屋なんてこの部屋の10分の1くらいしかねーよ」
「んな馬鹿な」
少しだけ会話を
するようになったが
まだ緊張が解けない二人。
「なんか飲む?」
「あ,うん」
「えぇー🌀笑」
「なんじゃい💦笑」
時夜は無口だが喋れば
おもしろい。紗耶美は彼のそんなとこにも惹かれていた。
「あああのさ,トッキーは吸わねぇの?」
「チ〇ビか?笑」
「オイ[★]笑 タバコだよ」「吸わねーな」
「じゃあ吸わねぇほうが良いか💦」
「お前吸うのか…まぁ良いけど。灰皿持ってきてやんよ」
「あ💦あんがと」
カチッ ふぅーっ……
「うめぇか?」
「うん,吸う?」
「いらんいらん それよかオメェ可愛い顔してんのにそんなん吸ってたら台なしだぞ?」
ガーーーン!!
可愛いと確かに言ったトッキーだがそんなことよりも台なしだぞ
と言われ嫌われてしまったかもということのほうが心に響いた紗耶美…
ジュジュッ。
「わりっ,帰る」
「オイ」
とっさに手を掴む
引き止めてくれたことが
嬉しかった。
だが傷ついた心と
半分半分だった
「やだろ。タバコなんか吸ってる女,トッキー女の子っぽい奴好きそうだしな」
(アタシなんか…)
もし肯定的な言葉を言われれば泣き崩れそうだったが聞かずにはいられなかった。
「禁煙しなさい」
「…は?💦」
「ちょっと座れ。今からお前のスタミナを検査してやる。あんまり苦しいようだったら辞める気になるかもしんねーし」
「な,何すんだよ…?」
「笑っちまう程楽しいこと」
鼻の下が伸びきっていることに気づくんだ,トッキー!!
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