一日の終わりと次の始まりの断片

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もう逃げるわけにもいかなくなったけれど、自分は生きなければならない。 せっかく拾った命──無駄にする訳にはいかないのだ。 自分が何に利用されるか分からないが、どの道死なせてもらえないのだから。 (けれど……“神”だなんて少しばかり大袈裟な気がしますよね) 分かる事はたった一つ。 ──宇叉木を中心に『Messiah』を巻き込んだ何かが起こりつつある。
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