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昔から恋愛とかには無関心で興味が無かった。 学校とかで『聞いてよ!彼氏がさー』 って愚痴られても、?ん?何? 別に良くないかね? って頭にハテナが浮かぶ状態だった。 それに、自分の趣味を邪魔されたくないのもあったんだと思う。 でも今は少し違う… 「んー実物より…かわいい」 紙の端に描いた皐さんが思いのほか上手く描けた。 「明後日見せてやろーっと(笑)」 それから、2時くらいまでペンを走らせていた。 「………うん…寝よう…」 時間がたつのって早すぎる…。 ベットに倒れ込むように寝た。 真琴の寝息が部屋に響く。
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