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これからまた湯を温めるのも
あれだからシャワーだけを
浴びて風呂を出ることにする。
風呂から出ると稔がソファーで
可愛らしい寝息をたてながら
寝てやがった。
ここらに置いてても風邪は
引かなそうだが稔も女だ。
雄二「布団で寝かせてやるか」
ん…待てよコイツを
今触れるのか?
仮にも幽霊だしな
若干そんに心配があったが
難無く触れることが出来たので
起こさない様に優しくゆっくり
自室まで連れていき
布団に寝かせてやった。
雄二「全く、幽霊の癖に気持ち良さそうに寝やがって」
なんとなく稔の髪を撫でてみる。
ひんやりとして気持ちいい。
髪は艶があり撫でると
さらっとしていて絡むことなく
指からすり抜けていく。
その後2、3度撫でてから
部屋を出て俺はリビングに向かう。
雄二「今日からはしばらくソファーだな(笑)」
目を閉じるとすんなりと
意識が遠退く。
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