2日目 神様

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俺と稔は仕度を済ませて 今日の朝食は外に出る事にした。 ただ周りには俺しか 居ない様にしか見えない為に 不用意な会話は無しと言う 決め事をしてから出た。 稔「ねぇねぇ!あれ見て」 雄二「………」 稔「あれなんか楽しそう」 雄二「…………」 稔「あの犬可愛い~」 雄二「………………」 稔「ねぇ雄二ってば~!」 雄二「決め事しただろうバカ女」 俺は周りに聞こえないように 小声で稔に言った。 だが稔は周りに見えない 聞こえないを良いことに 大声でしかも俺の耳元で がなりまくってやがる。 しかも稔の声は良く通る声、 悪く言えば騒ぐとうるさい。 雄二「わかった、バカって言った俺が悪かった!だから耳元で大きな声を出すな」 稔「わかればよろしい!」 頬を膨らませ、口を尖らせて 偉そうに許しを出す稔の姿に 俺は自然と笑みをこぼしてしまう。
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