vol.18 偶然

17/22
前へ
/666ページ
次へ
  バスルームを出たあたしは、HARUの返事が気になって、リビングに戻るなり、ケータイをチェックした。 メールが一件、届いていた。 ─ 良かった‥ ホッとしながら受信フォルダを開けると、送信元は、星那ちゃんだった。 『まりんちゃん❤✨  話したいことあるから  ヒマな時に電話📱シて😣♥』 なんだろ‥ 星那ちゃん、まだ仕事中のはずなのに‥ 濡れた髪をドライヤーで乾かし、部屋着に着替え、あたしは星那ちゃんのケータイに電話を掛けた。  
/666ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1110人が本棚に入れています
本棚に追加