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「うん、ごめんね‥。」
知り合ってから今まで、まっちゃんは、一度もあたしを口説かなかった。
でも、ホントは、あたしに惚れてたのかな?
あたしにとっては優しい足長おじさん的な存在で、そんな彼の優しさに甘えて来たんだけど‥
「寂しいなぁ‥。」
まっちゃんは、また呟いた。
だけど、あたしは、もうキャバ嬢を辞めた。
彼を可哀想に思ったけど、同情は却って、本人のためにならないような気がする。
あたしは、マンションを出ることも彼に伝えた。
「ホントに色々ありがと。まっちゃんも、好い人見付けて、早く結婚してね♪」
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