vol.01 強がり

7/37
前へ
/666ページ
次へ
  「神様や。」 「え?神様?」 「神様て呼んでくれや。」 真顔でそんなことを言われて、あたしは吹き出した。 「うん、いいよ。神様って呼ぶね♪」 神様と名乗る彼は、 「オマエ、この店のナンバー1か?」 と、訊いた。 「違うよ。ナンバー1は、あの子。」 あたしは、店の入り口付近のテーブルに座る早紀を指差した。  
/666ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1111人が本棚に入れています
本棚に追加