アポトーシス

2/6
前へ
/6ページ
次へ
アポトーシス=「細胞の自然死」 (自発死) あらかじめプログラムされた細胞死のこと。植物の落ち葉、胎児の指の形成、ガン細胞の死滅・・・・。無関係に見えるこれらの現象に共通しているのが、細胞が自滅するように死んでしまうアポトーシスだ。生命が生きるためには、死んでもらわなければいけない細胞がある。たとえば、ウイルスに感染した細胞、ガン細胞、自己の対する抗体を持ってしまった細胞などを、そのまま放置すると、逆に我々の生命が危うくなる。このような細胞は、自らプログラムを起動し、自殺し、他に被害を及ぼさないようにする自己犠牲が必要になる。 ・アポトーシスの対象には、たとえば、オタマジャクシの尾がある。カエルになるときにはオタマジャクシの尾は不要になる。・プログラム細胞死(アポトーシス)をコントロールする中枢をミトコンドリアが担っている アポトーシス/細胞の自然死 より
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加