一通目の手紙

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ジリリリリッ けたたましい音を立てる目覚ましを寝ぼけ眼で壁に投げつける。 ジリリリリッ ちっ 鳴り止まない目覚ましを消しに渋々起き上がり、水槽の中に目覚ましを放り投げる。 ポリポリ 朝だ… 「う~~っん!」 大きくのびをし、外にある郵便受けに新聞を取りに行く。 カタンッ えっと…新聞とカードの請求書、これは? 黒い封筒が入っていた。差出人の名前がない。 家に戻り、ペーパーナイフで黒い封筒の隅を切る。 中からは、一枚の手紙と茶色い封筒、赤い封筒が入っていた。
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