---4月---

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「すいませんっ…………!」 私はなぜか彼に謝ってしまった。 「そんな……謝らなくていいよ。それに俺、れっきとした日本人だから日本語で大丈夫。」 「あっ、えっ……そうなんですか?」 その時、私はなぜか彼に"ドキドキ"してしまった。 これが、私と彼との ───出会いだった。 それから、カバンのことをお礼してすぐ。 「ミライ!」 と、親友の愛佳が来た。 「じゃあ…さようなら!」 と、頭を下げて愛佳の元へと走って行きながら、後ろを振り向くと、彼が手を振っていた。 ───あれから1週間。 別に、彼のことを気にすることもなく また、いつもの退屈な日々を、私は送っていた。
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